『CODELLANNI』プロジェクトepisode5「『CODELLANNI』のデザインができるまで」

ボトルに原料のソルガムの穂を飾ってみました

皆さんこんにちは。
本プロジェクトのデザインを担当しているイトウジュンと申します。
池田社長が行っているこのソルガムのプロジェクトに感銘を受け,2012年から活動をサポートしています。
それから7年,ようやくソルガムスピリッツを世に出すことが出来てとても嬉しく思っています。
多数のご支援ありがとうございます。

今回はこの『CODELLANNI』のデザインの裏側をご紹介したいと思います。
デザイナーがどんなことを考えているのか,ご興味ある方はお付き合いください。

まず,世界で初めて(おそらく)のソルガムスピリッツを世に送り出すにあたり,
全く新しいお酒であることを表現する必要がありました。
まず当然ですが,名前も決まっていません。
ある時池田社長から「東北弁の「コデランネ」って名前どうかな?」と言われました。
訊けば,「最高だ」「たまらない」という意味とのこと。
調べてみると「コデライネ」「コデラレネ」とか東北各地に似たような方言がありました。
どうやら「たまらない」という意味の「堪えらんねぇ」が訛って「コデェランネェ」となったようで,
あまり日本語っぽくない響きだし,これは良いアイデアかもしれないな,と思い,とりあえずアルファベットで

CODERANNE

と書いてみました。
なんとなく字面がフランス語っぽい感じです。
フランス語っぽいのはお洒落な感じで良いのですが,フランスのお酒といえば誰もがワインを想像してしまうでしょう。
フランスっぽさは新しいお酒を表現するのには不向きだな、と判断しました。

ところで、色々な方に試飲をしていただいたとき,このお酒の味はグラッパに似てるかな?,という意見がありました。
グラッパはイタリアのお酒(蒸留酒)です。イタリアっぽいのもお洒落な感じと楽しい感じがして良いな,と思いました。
語尾の「e」がフランス語感を生んでいるので、それを「i」に変えてみました。

CODELLANNI

うん,いい感じです。ブランド名はこれで行けそうです。

続いてラベルをデザインします。既存のお酒にはないラベルにしたいと思い,まず既存のお酒のラベルをリサーチしました。
その過程でピンクのラベルがほとんど無いことに気づきました。
何故無いのかはわかりませんが,楽しいお酒のイメージにピンクはぴったりです。
こうしてブランドカラーが決まりました。
また,画は載せず,敢えて文字だけのデザインとし,銀箔を押しました。
こうしてラベルの出来上がりです。

ボトルもあまり使われていないダークグリーンのガラス瓶を選びました。
セオリーではあまりグリーンとピンクは組み合わせませんが,やや補色関係にあり,ピンクがより強く見えます。
箱は印刷をせず,ボール紙の素材そのままで使うことにしました。
余計な装飾は要らないと思ったからです。
とはいえさすがに無地の箱ではお店に並べた時に問題になるので,ラベルを貼ることにしました。
ラベルの幅の方が箱の幅よりも広いので,箱の2面にまたがって貼ってもらっています。
それも良い感じにナナメに貼ってもらうという凝った仕様です。
このようなイレギュラーな作り方のパッケージは珍しいと思います。
自分で言うのは少々はばかられますが,空きボトルもちょっと飾っておきたくなるような,良い感じのデザインになったのでは?と思います。

こんなことを『CODELLANNI』のデザインの過程で考えていました。
パッと見てなんかカワイイね,と気に入ってもらえるのが一番なのですが,背景を知ると興味がわく,という方もいるかと思い,少し詳しめにご紹介しました。

引き続きご支援宜しくお願いいたします。

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