CODELLANNI

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プロジェクト概要

わたしたちは，日本で「タカキビ」や「モロコシ」と呼ばれるソルガムの仲間で「スイートソルガム」と呼ばれる種類，その中でもサトウキビのように茎から甘い汁が採れる品種を栽培し，そのシロップを醸して蒸留酒を造りました。

実は，米国南部ではソルガムシロップはポピュラーで，そのシロップから作ったソルガムウィスキーが既に数銘柄が販売されています。ですが，日本ではおそらく初めてのお酒になります。それが，このソルガムスピリッツ『CODELLANNI™』（コデランニ）です！

CODELLANNI（コデランニ）

この『CODELLANNI』という名前は「こたえられない」「たまらない」という意味の東北弁「コデランニ」（堪えらんねえ）をイタリア語風に綴ったものです。
愉しいお酒になって欲しいと思い，ブランドカラーはピンクとし，FROM EAST JAPAN 東日本発の，ソーシャルグッドでGlocalな新しいお酒に仕上げました。

パッケージはボール紙の箱にラベルを張ったシンプルなデザインです。印刷を省き，環境負荷を抑えています。

なぜ今ソルガム？なぜシロップそしてお酒？　

実はソルガムという作物は，乾燥に強く，塩害の影響も受けにくく，比較的土地を選ばず，雑草にも強い性質を持っています。これは，要するに，手間がかからず，比較的簡単にどこでも栽培できるということです。つまり，被災地など荒れ地で農業再開するのにもってこいの作物なのです。

（播種後４ヶ月で４～５ｍ弱ほどに生長したソルガム＠南三陸町）

さらに，わたしたちが選んだスイートソルガムの品種は，発芽後の生育が早く，大きく，甘くなり，シロップも搾れます。しかも，シロップを搾ったかすは牛の餌になるんです。それじゃあ肝心のシロップはどうする？・・・ということなり，生まれたのがこの蒸留酒＝ソルガムスピリッツなのです。

（サトウキビのように茎を搾り，シロップを収穫します）

中国ではソルガム（コーリャン）の実（穀物）を原料とする蒸留酒「白酒」が，アフリカではソルガムの実（穀物）からビールが作られています。 一方，アメリカにはソルガムのシロップを原料とするウイスキーがあります。

そして，日本でもいよいよソルガムシロップから作られた蒸留酒＝ソルガムスピリッツが商品化されました。

それが，東北宮城県南三陸町発ソルガムスピリッツ『CODELLANNI』です。

お楽しみ方　

ソルガムスピリッツ『CODELLANNI』は，ほんのり甘みがあって，飲み口は爽やか。ほん少しだけ草っぽい香りが残っていますが，自然でオーガニックな風味が楽しめます。

アルコール度数は37％で，ほかのスピリッツ，ジンやラム，ウオッカと比べれば、度数低めでその分まろやかな口当たりが楽しめます。ストレートやロック，ソーダ割り，お湯割り（意外といけます）でももちろんお楽しみいただけますが，カクテルベースとしてももちろんお使いいただけます。おすすめは，オーソドックスにグレープフルーツジュースで割ってソルティドッグ。またエスプレッソ好きの方には，少量加えて芳醇なコーヒーをお楽しみいただけます。

（ウォッカの代わりに『CODELLANNI』を使ったソルティドッグ）

また，『CODELLANNI』の自然な風味を活かして，濃いめに出したハーブティーをベースに，お好みでジャムを少し落としてホットで頂くのもおすすめです。色合いも楽しめるローズ系のハーブティーに，ベリー系のジャムを合わせるのはいかがでしょうか？

（ローズティーベースの『CODELLANNI』カクテル）

こちらでカクテルレシピをご紹介していますので，ご興味のある方はご参考になさってください。